maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1964東京オリンピック

1964年の東京オリンピックには、通訳として参加しました。 大学1年のとき、組織委員会による英語の試験を受け、ローデシア・チーム付の通訳をしました。僕は、黒地に白の縁取りをしたブレザーに、グレーのズボン、ネクタイもお揃いで、良い気分でした。…

タバコ

タバコが一番美味しかったのは、高校生のときです。不良ですね。 友人が、横須賀のアメリカ海軍基地から洋モク(外国タバコ)を手に入れてくるのです。僕が好きだったのは「KENT」です。白い、硬い箱に入っていて、それはそれは上品な、良い味でした。親が寝…

京都といえば

1959年の春休み、兄と、アメリカ人の友人ビルと、僕の3人で、京都に行きました。父が、3人分の旅費を出してくれたのです。兄が高校3年、ビルと僕が高校1年でした。 あちこち行きましたが、ハイライトは「修学院離宮」でした。離宮に入るのは大変です…

ワイン

かつて、オーストラリアに会社員として駐在していたとき、ワインを良く飲みました。 郷に入れば郷に従え、というわけで、日本人駐在員たちも日常、よくワインを飲みました。 主として、オーストラリア産ワインを飲みましたが、赤よりも白のほうが、名前を覚…

人をほめる

ある雑誌の人生相談に、人をほめることができない人の話がでていました。 51歳の男性会社員の悩みは次のようなものです。 「いま会社では『部下や後輩はホメて伸ばす』ことが主流です。が、(私は)不慣れなのと照れくささで、うまくホメルることができま…

クルマ遍歴

クルマはいろいろ乗ってきました。 1台目は、ライレー(Riley)という英国車でした。父のお下がりです。昔のロールスロイスを小さくしたような流線型のフェンダーで、スポーティなクルマでした。シートは赤い本革です。何年か乗りましたが、残念ながら、故…

「全体主義」

今回のアメリカ大統領選挙で、「電子開票機」により大がかりな不正が行われたと、一部の報道で話題になっています。 そして、アメリカを始め、世界は「全体主義」に支配されつつある、との報道があります。 「全体主義」とは、正確には何なのか、僕の電子辞…

父来る(2)

僕が高校3年生として寄宿生活を送っていたグロトン校に、父がやって来ました。 父には何も親孝行らしいことをしませんでしたが、唯一、僕が留学したことで、アメリカに来る機会をつくってあげられたのが、良かったです。 父が来たのは、1962年6月中旬…

父来る(1)

僕が高校3年生のとき1年間寄宿した、全寮制のグロトン校へ、父が卒業式に参列するため、訪ねて来ます。それを前に、日本に書いた手紙の一部です。 「1962年6月5日(火) (注:ボストン北部・グロトン・スクールにて) 親父は多分ニューヨークから電…

ツケが回った韓国

ここ1週間ほど、韓国の政府や議会の有力者が相次いで訪日しています。 口を揃え、「話し合い」で、「日韓関係を良くしよう」と言っています。 韓国政府は、東京オリンピックを機会に、日本、韓国、北朝鮮、米国の4カ国首脳が集まって会議をしよう、とも言…

パソコン

ワープロを初めて使ったとき、1行打つのに2時間もかかりました。 タイプライターと違って、「変換」作業があるためです。 パソコンも、初めは分からなくて、苦労しました。何時間も、パソコンと 格闘しました。長い時間かけて書いた文書が、一瞬にして消え…

アメリカの暗黒勢力

今回の大統領選挙で、アメリカの「暗黒勢力」の姿が、明らかになってきました。 「勢力」の目的は、「カネ」です。 この「勢力」は、アメリカを支配して、大儲けしようとしています。 「カネ」を儲けるためなら、法律を変え、脅迫し、暴力をふるい、何でもし…

無理する韓国

韓国人は、優秀なのだけれど、無茶をする、無理をする、傾向があります。 今、世界中で電気自動車が燃える事故がおきています。 原因は、まだ完全にわかってはいませんが、韓国製の電池が原因との見方が強まっています。 以下、韓国の新聞、Chosun Online の…

足を踏まれ、カネを取られ

日本はこれまで何十年も、韓国に足を踏まれ、欺され、カネを取られてきました。 その韓国政府が最近、盛んに日本に「仲良くしよう」と言っています。 気味が悪いです。「今度は何を企んでいるのか」という思いです。 韓国の「文在寅」という「インチキ大統領…

飛行機

飛行機についての話題は尽きません。 小学生、中学生のときは、模型飛行機づくりに夢中でした。小学生のときは、長さ30センチくらいの、木製のキットを買ってきて、ヤスリで丸く削りました。それから、塗装し、風防をつけ、車輪をつければ完成です。零戦や…

ベンチ

ベンチは、大好きです。ベンチがあるとありがたいです。ベンチの数が、人間を大切にする先進文明を表す、とさえ思います。 高齢者、障碍のある人、妊婦、体調の良くない人などにとり、ベンチは必要です。 最近、あるショッピング・センターが改装され、店内…

オンリーワン

財布を落としても、出てくる。 電車が時間通り、ホームに入ってくる。 買った家具は、指定した日時に配達される。 自宅前でタクシーに乗っても、次の日に空き巣に入られない。 夜、街灯のない道を女性が一人で歩ける。 水道の水が飲める。 空港からタクシー…

あきらめない人

TVで放送された、あきらめない人のことです。 「死の土地」を緑の農地に変えた人。 2000万人が餓死した土地を農地に戻した人。 2万ヘクタールの砂漠の緑地化に成功した人。 中国の国家主席にまで感謝された人。 66歳で、40℃の砂漠を毎日何十キロも…

お国柄

日本と外国では、仕事ぶりがすごく違います。基本的に、日本はチーム・プレイ、外国は個人プレイです。 したがい、日本企業が海外に進出すると、いろいろ驚くことが起きます。 タイにオフィス家具の「O製作所」が進出したとき、うちの会社がお世話したのです…

階段を這う

みんな、階段を這って、上り下りしました。 あまりに脚が痛くて、そうする他なかったのです。 中学生のとき、バスケット部の合宿でのことです。初日から厳しい練習で、当時一般的だったウサギ跳びをたくさんした結果、3日目に、僕たちは脚が痛くて、階段を…

アメリカの闇

どうやら、アメリカの次期大統領は、ジョー・バイデンに決まったようです。 これは、選挙で決まったというより、アメリカの「闇勢力」がそう決めたからです。 1962年に、テキサス州ダラスでジョン・F・ケネディ大統領を暗殺した、あの「闇勢力」です。 …

「づつ」と「ずつ」

「づつ」と「ずつ」について、 昨日のスマート・ニュースの記事を一部、引用しながら、「づつ」と「ずつ」について書いてみます。 わかりやすく言えば、「づつ」は文語で、「ずつ」は口語ということでしょう。 そして、どちらかが絶対に正しいといわけではな…

コロナ後遺症

今日、2020年11月6日の「文春オンライン」から引用します。 [文春オンライン] 新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が止まらない。全世界の感染者は4,700万人、死者は120万人。特にアメリカでは感染者が1000万人に迫り、死者は23万人を超えた。イン…

お酒

最近、不思議な銘酒を、京都の友人から送ってきました。 大吟醸ですから、冷酒で飲みます。 この京都の銘酒を飲んでみると、「酔う」のではなく、「フワッ」となりました。 生まれてはじめての経験です。 この酒なら、いくらでも飲みたいと思います。 これま…

カネのかかるアメリカ

アメリカに住むより、日本に住む方が断然良いようです。 アメリカは生活費が高く、治安が良くないのが理由です。 あるニュースを読みました。 アメリカ人の夫と一緒に住むために、カリフォルニアに渡った日本人の母親と息子は、2年で、日本に帰ってきました…

メリー・モナーク

オリンピックには、夏季と冬季がありますが、それ以外に、「フラのオリンピック」もあります。 それが、世界一のフラ・ダンサーを決める、「メリー・モナーク・フェスティバル」です。「メリー・モナーク」とは、宣教師に禁止されたフラを復活した「デイビッ…

世のひとびと

世の人々について、経験したことがあります。 見ていない お知らせを届けても、掲示板に貼っても、見ている人はいません。 覚えていない スケジュールを前もってお知らせしても、覚えている人はいません。 知らない 1985年3月19日に、ベイルートの空港で、戦…

韓国大統領の悲劇

韓国歴代の大統領は、退任後、投獄されたり、自殺したりするものが多いです。 韓国には、「怨恨」という伝統があります。永久に恨み、報復します。 「左」の大統領が政権をとると、以前の「右」の大統領を捕まえ、有罪にし、投獄するというのが常です。「右…