maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

孤独なリーダー

英国の首相にマーガレット・サッチャー(1925-2013)という人がいました。 英国初の女性首相として、1979〜1990年、頑張りました。首相であると同時に保守党の党首でした。この点、日本と同じです。 今から40年ほど前ですが、「英国病」という言葉…

父の生家

2020年7月27日、数年ぶりに、長野県の伊那市にある、父の生家を見てきました。 父の生家 今は、僕の従姉妹の孫娘が住んでおり、台湾の人と結婚するようです。家の外観は、前よりきれいになったようですが、住人とは面識がないので、外から写真だけ撮…

別 荘

八ヶ岳自然文化園の散歩道 今日は2020年7月28日、まだ梅雨が明けていないのですが、長野県・蓼科高原の会員制リゾートに2泊してきました。 今日、八ヶ岳の「原村」(はらむら)にある「八ヶ岳自然文化園」に初めて行きましたが、周囲には草地が美し…

会費は?

3000ドル(33万円)はかかった、クラス会の会費を、誰に払えば良いのか。 ボストンの北にある、全寮制グロトン・スクールでは、毎年5月にホーム・カミング・ウィーク(Reunion Weekend)があります。各クラスは、卒業5年ごとに学校に招かれ、クラス会…

名誉回復

外務省を追われた外交官、日本の英雄、杉原千畝(ちうね)が、ついに名誉を回復しました。 戦後、杉原に命を助けられたユダヤ人が、外務省に何度消息を尋ねても、「該当者なし」という返事だったそうです。これ以上の「不名誉」はありません。これでは、杉原千…

Nさんありがとう

鎌倉の由比ヶ浜に、Nさんというアメリカ人の一家が住んでいました。 お父さんは、海軍の軍人で、長男のビル(Bill)は高校1年生。あと中学生の長女(Nancy)と小学生の次女(Patty)がいました。 お父さんは、横須賀の海軍基地に通勤していました。太っていて、「…

1年後のコロナ社会

1年後の、コロナ社会について、考えてみます。 どうなっているか、予測することは、誰にもできません。そこで、どうなっていれば理想的かを、考えてみます。 理想の姿: 1.ワクチンがある。 誰でも、健康保険で、ワクチン接種をしてもらえる。 2.「ワク…

与える幸せ(2)

そして、A4判のエッセイ集の第1集と第2集を合わせて、「本」を出版することになりました。 5月の連休の間、安い費用で自費出版できる出版社を探しました。自費出版というものは安くない、その額は予想を超えていました。30万〜50万円はかかりそうで…

与える幸せ(1)

与える幸せを実感しています。 そのきっかけは、自分で書いたエッセイ集を50人ほどの人にプレゼントしたことです。A4判1枚に1つのエッセイ、31のエッセイを31枚に書き、表紙カバーをつけ、市販の簡易製本機で製本しました。 第1集が完成したのが…

韓国が北朝鮮になる日(2)

韓国は、欧米・日本などの民主主義国家で構成する、「自由主義陣営」に属しています。 韓国には、米軍の大きな基地と、国連軍の司令部があり、韓国を北朝鮮から守っています。 韓国政府は、「マゾヒスト」か、と思うことがよくあります。北朝鮮からどんなに…

韓国が北朝鮮になる日(1)

韓国が、非常に心配な状態になっています。 近い将来、韓国は、北朝鮮に嫁入りするか、あるいはこれに反対する人々が政権を奪い返すか、どちらかになりそうです。 現在の韓国政府は、社会主義者の文在寅が大統領ですが、この大統領は、北朝鮮出身で、北朝鮮…

塞翁が馬(2)

アメリカでの研究で、大発見をし、大きな「山」を迎えた山中さんですが、思わぬ事情により、日本に帰ることになりました。「谷」です。ここからは、広島大学での講演も参考にします。 山中さんは帰国後もマウスでES(万能)細胞の実験を続けましたが、日本…

塞翁が馬(1)

今朝(2020年7月16日)YouTubeで、ノーベル賞科学者、山中伸弥教授の講演を聴きました。 最近京都で、山中さんが高校生たちに、「人間万事塞翁が馬」という例えを使い、人生は、山あり谷あり、良いときも悪いときもある。悪いときは、良いことの一歩…

証言・中共がコロナを隠蔽(1)

ついに、中共が「武漢コロナ」を隠蔽した事実が明らかになりました。 アメリカに亡命した香港の研究者により、すべてが明らかになりました。その研究者は、閻麗夢(イェン・リー・ムン)という30歳代の女性です。 彼女は、香港大学の研究室でウィルスの研…

中国人(2)

この稿は、7月12日に掲載したつもりでしたが、抜けていたので、今日掲載します。 香港のビジネス・ランチ 僕は、日本の商社マンとして、香港のお客さんに会いにいきました。そのとき、お客さんの女性社長から、ビジネス・ランチに誘われました。ニーハオ…

果敢かつ慎重に

ゴルフは、人生と、よく似ていると思います。 ゴルフには、2種類の「山や谷」がありますね。1つは、地形の「山や谷」、 もう1つは、スコアの「山や谷」です。人生にも「山や谷」があります。 人生も、ゴルフも「最後まで、諦めない」人が、良い結果を出し…

治水三傑

最近テレビで、日本の治水の歴史上、3人の偉大な人物について特番しました。「プロジェクト X」ならば「治水の歴史」というタイトルになるでしょうか。 改めて、日本の今日があるのは、偉大な人々がいたからだ、という思いを強くしました。 武田信玄。 まず…

中国人 (3)

手抜き工事 中国人は、「わからないところ」で手抜きをします。知らない相手に「手抜き」します。 今回のコロナ騒動で、中国がヨーロッパに送った「マスク」の中に、大量の不良品があったことが報道されました。 かつて、僕が商社マンとして、台湾の台北支店…

日本の政府はダメですか?

僕が所属するキリスト教会の牧師が、教会の月報に変なことを書いたので、今日僕は、牧師と役員に手紙を書きました。 その手紙は、以下のとおりです。 日本の政府はダメですか? 月報に、「日本の政府は、国民の命を後回しにしているからダメだ」という記事を…

中国人

ニュ-スで、毎日のように中国が話題になっていますが、「中国人」について僕が知っていることを書いてみます。 家族の絆 家族・親戚の絆が強く、優秀な者を中心に、「一族」で繁栄する。たとえば優秀な者が、親戚中から金を集め、事業をおこし、成功して、一…

集まってはいけない場所

無人のカンタベリー大聖堂 7月9日の夕方、テレビ朝日のニュースで、「無人のカンタベリー大聖堂」の日曜日を映していました。英国国教会の総本山の現状です。 1,000人は入れると思われる大聖堂は、「無人」です。礼拝はありません。 広々した芝生の庭の一…

やってみなけりゃ

やってみなけりゃ、わからない。 世の中、何ごとも、やってみなけりゃ、わかりません。 やってみないで、わかるのは、神様だけです。 メーカーであれば、新製品は「売ってみなけりゃ、わからない」です。 何十年も前ですが、アメリカのフォード自動車が、完…

「自由人」か「奴隷」か

いよいよ、諸国民は、「自由人」か「奴隷」かを選ぶときがきました。 インドのモディ首相は、中国と対決し、犠牲を払ってでも「自由」と「領土」を守ると宣言しました。自由世界では、「インドに味方しよう」というメッセージが飛び交っています。 自由社会…

「本」の力

「本」の力というのはすごいです。 先日、僕の処女作である、エッセイ集の「本」を、近所に住む、大学のS先輩に贈呈したところ、「本が面白かったので、話がしたいから家に来なさい」と呼ばれ、今日、行ってきました。 そして、「本」のいくつかのエッセイ…

背中を押される

誰でも、強風に背中を押された経験があると思います。 背中を押されれば、軽々と前に進むことができます。 よく、芸能人が「ブレークした」といいますが、あれは、何かに「背中を押された」ということです。何か、すごい力によって、背中を押され、舞台の前…

アホな牧師

僕が所属する、キリスト教会には、どうしようもない、アホな牧師がいます。 彼は、最近の教会の月報に次のように書いています。 「安倍政権と財務省は経済とお金のことばかりを優先しています。経済の事が大事なのは、分からなくもないのですが、自国の豊か…

「集まらない」社会

日本も世界も、大変なことになりました。 まずコロナです。今年、2020年の初めから、世界に広がり始めた、「新型コロナウィルス」の脅威です。 人から人へ簡単に感染するので、人同士が離れる必要があります。「ソーシャル・ディスタンス」という「新語…

あの世を見た?

ハーバード大学の医師が、あの世を見てきたと言っています。 ハーバード大学の外科医、エベン・アレグザンダー医師は、2012年の あるとき、細菌性髄膜炎にかかり、入院しました。 意識不明で1週間がたち、検査の結果、脳がまったく機能しておらず、回復…

武士の家計簿

テレビに良く出る磯田道史氏が書いた「武士の家計簿」を読んでみました。 この本は読みやすく、1回読んだ後、また読み返しても面白く、読者の興味を引くように書かれています。専門書に匹敵する、内容の濃い本ですが、素人にも分かりやすく、飽きさせません…

忍びの技

忍者について、少し詳しく知りたいと思い、「忍びの国」(和田竜著)という本を読んでみました。以下にその内容を要約してみます。 世は織田信長が天下をとりつつある時代。 伊賀の忍者は、侍と百姓の中間に位置する、「下人」であった。 信長の子である信雄…