カネのかかるアメリカ
アメリカに住むより、日本に住む方が断然良いようです。
アメリカは生活費が高く、治安が良くないのが理由です。
あるニュースを読みました。
アメリカ人の夫と一緒に住むために、カリフォルニアに渡った日本人の母親と息子は、2年で、日本に帰ってきました。
せっかく、渡米したのですが、あまりに住みにくく、断念したのです。
母親が一番ショックを受けたのは、10歳の息子が通う小学校でのできごとです。
息子の同級生が学校に「ピストル」を持ってきたので、直ちに全校が閉鎖され、厳戒態勢になり、親にも、家で待機するように学校から通知がありました。
アメリカ全土で、毎日のように、「銃乱射事件」が起きているそうです。
教育面では、有名大学に世界中の秀才が押し寄せるので、入学するのが困難で、一流大学でなくても、学費は年間「5百万円」以上が必要です。
一方、国民健康保険制度がなく、民間の健康保険料は、3人家族で毎月16万円だそうです。
ここ10〜20年、アメリカではインフレにより、すべての価格が何倍にもなりました。僕の感覚では、年収3千万円ないと、中流の生活はできないように思います。
その間、日本では物価も年収もほとんど変わっていません。
アメリカでは、頭を使い、努力すれば、億万長者になるのはそれほど難しいことではないようです。
すべてが訴訟の世界ですから、弁護士費用は巨額になります。たくさん稼がないとやっていけません。
その代わり、寄付や献金は、1日で1億円も集まります。
日本では、想像もつかない、カネのかかる、生存競争の激しい世界です。
アメリカは毎日が戦争なのでしょう。平和な日本が良いです。