中共による世界支配
中共の覇権主義が露骨になっています。
中国共産党による世界支配戦略が露骨になっています。
世界が、非常に心配な事態になっています。
中国共産党の世界戦略は、非常に巧妙です。最初は、小さく、ひっそりと、何をしようとしているのか、本当の目的がわかりません。そして、気がついたときには、中共の思うとおりになっていて、手遅れです。
今、フィリピンの近海に、200隻もの中国の大型漁船が集結しています。もう3週間も、そこにいます。
珊瑚礁のすぐ側です。
漁をするわけではなく、ただそこに居座っています。
大型の、鉄製の漁船です。舷側と舷側をつなぎ、焼き鳥の串を並べたような感じに、200隻が横に並んでいます。
フィリピン政府は、漁船を退去させるように、中国政府に申し入れていますが、まだ漁船の占拠が続いています。
中国政府は、漁船が荒天を避けるために避難した、と言っていますが、アメリカの研究所による衛星写真では、この海域は、2月から、3月の現在まで、荒天はなく、快晴の静かな海が続いています。
中国の漁船には、武器が積んであり、漁民は軍事訓練を受けています。「海上民兵」と呼ばれています。
おそらく、漁船近くの珊瑚礁には、近々、中国により、建物や飛行場がつくられるでしょう。
これまでと同じやり方です。
南シナ海のたくさんの島が、中国により不法占領され、軍事基地が建設されています。
フィリピン政府も、ベトナム政府も、中国政府に既成事実をつくられ、打つ手がない状態です。安全保障の重大問題であり、また、漁業者が重大な被害を受けています。
これは、日本の尖閣諸島で同じ事をする予行演習だという人もいます。
沖縄近海の尖閣諸島を、中共は、中国の領土だと主張しています。1970年代に、突然言い始めました。
海底には、膨大な資源があります。
中共が、日本の領土である尖閣諸島に200隻の大型漁船を終結させたら、日本はどうするか。
そして、尖閣諸島に中国人が上陸して、居座ったらどうするか。
既成事実をつくられたら、おそらく、打つ手はありません。
非常に心配な状況です。
もちろん、米国はじめ、多くの国は中共を非難すると思いますが、実力行使以外に打つ手はないと思います。
外交交渉をしても、中共は世界に、「尖閣諸島は中国の領土だ」と主張しているわけですから、解決は不可能でしょう。
中国と世界の対立がさらに決定的になれば、ロシア、イラン、北朝鮮をはじめ、アメリカと対立している諸国は、中国の側につくでしょう。独裁社会主義陣営と自由民主陣営との対決です。
第3次世界大戦になるのか、事態は悪い方向に向かっていることは間違いありません。中国共産党は、自由民主主義の諸国を支配しようとしているのですから、両陣営の対立は激しくなるでしょう。
1つの希望は、中共の自滅です。
アメリカは、トランプ政権のとき、ポンペイオ国務長官が、「中国共産党は、中国国民を代表していない」と言いましたが、これが、中共がもっとも嫌がっている指摘です。これが、間違いなく、独裁政権である中共の弱点です。
現在の習近平政権、あるいは、中国共産党が崩壊するとすれば、人民を抑えきれなくなったときです。人民の不満が爆発し、反乱が起きたときです。
中共が、自滅した場合は、世界は、平和と取り戻すでしょう。
今年は、政治的に非常に心配な年です。
それ以外に、現在、世界中の研究者が、中共からカネをもらって、中共のための研究を行っています。
これも、非常に心配なことです。それは、別の日に書きます。