maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

自由人か奴隷か

いよいよ、諸国民は、「自由人」か「奴隷」かを選ぶときがきました。

 

インドのモディ首相は、中国と対決し、犠牲を払ってでも「自由」と「領土」を守ると宣言しました。自由世界では、「インドに味方しよう」というメッセージが飛び交っています。

 

自由社会とは、今、私たちが住んでいる社会です。一方、隷従社会は、中国のように、共産党に従うように命令され、監視される社会です。市民に思想・言論・行動の自由はありません。共産党を批判すれば、逮捕、投獄・拷問・懲役です。

 

恐ろしいのは、中国共産党は、「憲法」よりも、「神」よりも「上位」にいる、ということです。従い、中国では、法律はあっても、ないのと同じです。宗教団体は、共産党に従わないと、閉鎖されます。もはや、中国のカトリック教会の司教を選ぶのは、共産党であり、ローマ教皇はその権利を放棄しました。中国の力に負けたのです。

 

隷従・監視社会とは、たとえば、今日、僕が友人に、「安倍首相はダメだ」と言ったとします。すると、夜、誰かが僕の家に来て、僕をどこかに連れ去ります。明日から、拷問が始まります。家族は、僕がどこにいるのかさえわかりません。友人に密告されたのです。

 

あるいは、僕が翌日、街を歩いていると、男たちが現れ、僕を連れ去ります。そして、拷問です。監視カメラが、政府に登録されている僕の顔を認識し、今、〇市〇丁目〇番地、セブンイレブンの前にいるとわかり、つかまるのです。中国では、今、これが毎日起きています。

 

今、中共、すなわち中国共産党は、強大な経済力と軍事力により、世界を支配しようとしています。

 

数年前、オーストラリアは、社会主義政権のとき、最大の経済的な「顧客」である中国に、「買われ」そうになりました。国会議員が中国マネーで買収され、中国に有利な法律をつくろうとしたのです。しかし、現在の保守党のモリソン首相は、いかなる犠牲を払っても、中国に身売りするつもりはないと、宣言しました。オーストラリアは、輸出の20〜30%を中国に依存しているので、中国が牛肉、麦、ワイン、鉄鉱石など買わなくなると、並大抵の損害ではすみません。しかしオーストラリアやります。英国魂というのでしょうか。

 

大和魂の日本は大丈夫でしょうか。沖縄の近く、尖閣諸島の日本の漁場で、中国の大きな巡視船に追い回される日本の漁船を、日本の小さな巡視船が必死に守っています。また、中国の艦船が毎日、日本の領海に入っています。