リーダーとコロナ
ぼくが住んでいる山梨県のコロナ感染者はゼロです。
山梨県では、コロナ感染者ゼロの日が続いています。
たまに感染者があっても、1人か2人です。
山梨県は、東京都の西どなりです。北どなりの長野県や、南どなりの静岡県では、毎日50〜60人の感染者がでています。
ちなみに、今、東京の毎日の感染者は400人前後、神奈川・埼玉・千葉などは、120人前後です。
山梨県の人口は80万人、甲府という、人口20万人近い、大きな町があるのに、それでも感染者ゼロというのは、立派です。
どうして少ないのでしょうか。
しかも最近、山梨県知事が、山梨県では、お花見や卒業式などを大いにやってもらいたいと、他の県知事たちとは反対のことを言いました。
山梨県では、行政がコロナ対策に自信を持っているからです。
コロナ感染の震源地は飲食店が多いと言われています。
山梨の場合、安全な飲食店には「グリーン・ゾーン」というマークをつけています。
グリーン・ゾーンに指定されるためには、飲食店は「39」の感染予防策を行い、県による検査を受け、合格する必要があります。殺菌・仕切り板・換気など、全部で39の対策です。
県知事にもいろいろあります。山梨県知事には、引き続き、良いリーダーとして、良い行政を指揮して欲しいと思います。
1都3県の知事にしても、テレビに登場すると、その人物や実力がはっきりしてきます。その知事を選挙で選ぶのは、都民、県民、です。
緊急事態になったときに、あわてても始まりません。平常時の選挙のときに、真面目に投票する必要があります。
総選挙なら投票する人も、地方選挙は軽く見ている人が多いのではないでしょうか。ぼく自身、現役時代、地方選挙では、ほとんど投票にいきませんでした。
立候補者のこともほとんど知りませんでした。
2020年でしたか、関東を大きな台風が襲ったとき、県庁で仕事をせずに、何時間も留守にして、自宅が無事か見に行った知事がいましたが、あきれるばかりです。
「人気」だけで選ぶからそういうことになります。「人物」と「実力」で選ぶことが必要です。
いざというとき、すべてがわかります。
良いリーダーのいる町、良い司令塔のいる国民は、幸せです。