maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

ローマ教皇の敗北

ローマ教皇が、中国共産党の前に、膝をつきました。

 

世界のキリスト教徒のシンボルである、ローマ教皇が、「神より偉い」と自負する中国共産党に敗北しました。

中国では、共産党公認のキリスト教会と、地下に潜った正当教会があります。教皇は、共産党公認の教会を守るため、膝をつきました。

教皇が敗北した証拠は:

  • 共産中国(中華人民共和国)が認定した、同政府公認のカトリック教会の司教7人を、ローマ教皇が承認しました。教皇が任命権を中国共産党に奪われたことを意味します。
  • 先日、ローマ教皇の声明文から、「香港の現状に対する憂慮」の部分が消えました。事前に記者団に配布された声明文には「香港」がありましたが、本番では、教皇は香港にまったく触れませんでした。

原因は、中共による圧力でしょう。ヴァティカンとイタリアが、中共の力に

屈しました。「土下座」したと同じです。

これで、神より偉い中国共産党は、中国で宗教を「完全支配」します。

「イタリア魂」というものがあるのか、知りませんが、イタリアという国は、弱くて、信用できません。日本も「大和魂」を失えば、もっとひどいことになります。