maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

頭脳支配

「頭脳支配」という言葉は、今思いついて、初めてつかう言葉です。

いろいろな意味につかうことができる、便利な言葉だと思います。

 アメリカやソ連で多くのユダヤ人が、原子爆弾水素爆弾、そしてロケットやミサイルを研究開発しました。ドイツから逃げてきた、あるいは捕まえられたユダヤ人たちです。

20世紀、ユダヤ人たちは、軍事用だけでなく、平和利用の科学の発展にも大きな貢献をしました。

 言い換えれば、アメリカやソ連により、ユダヤ人科学者の「頭脳」が「支配」されました。

 「頭脳支配」には「思想」の支配も含まれます。

 太平洋戦争以前の、「軍国日本」では、見事な「頭脳支配」が行われました。

「思想支配」として、「神道」以外の宗教は、弾圧されました。

軍国主義以外の思想は、弾圧されました。

外国語を使うことさえ禁止されました。

 戦時中のキリスト教の聖書を見ましたが、讃美歌の歌詞は、神道を称賛するものでした。

軍により、書き換えさせられたのです。抵抗した神父・牧師は投獄されました。

 今、中国共産党のリーダー、習近平は、世界を「毛沢東」思想で支配しようとしています。

現在、世界の悪者、中国共産党が世界に展開する「孔子学院」は、その道具です。

建前は、中国語と中国文化を学ぶ場所ですが、実体は、中国共産党は正しい、と思想教育し、「洗脳」する場所です。

 たとえば、孔子学院は、「法輪功」を禁止します。

 これを最初に見抜いたのが、カナダの大学であり、「孔子学院」を禁止しました。

そして、アメリカ政府は、2020年末までに、アメリカ国内にある全ての孔子学院を閉鎖すると発表しました。

 日本にも多くの孔子学院があり、日本の学者や学生の「洗脳」をしています。

中共は、カネで日本の「頭脳支配」をしています。

 これから、日本でも、「孔子学院」について、議論が起こるでしょう。

オーストラリアは、最近、中共に「頭脳支配」どころか、「国家支配」までされかかりました。