日本人は貧しい
日本人ほどよく働き、しかも「貧しい」国民は
世界でも珍しいと思います。
サラリーマンは、1〜2時間もかけ、満員電車で通勤し、
夜遅くまで働き、平日、家族と一緒に夕食を食べることは、
ほとんどありません。
それに比べ、イタリアやスペインでは、家と職場が近く、
昼食は家に帰り、家族とともにゆっくり食べる人も少なくないようです。
日本人は結婚して何年かたつと、マイホームを買います。
小さな家でも、土地付きとなると、大都市圏では数千万円します。
そして住宅ローンを、定年まで払い続けます。
「休暇」も非常に少ないです。
職場で、1〜2週間の有給休暇をとるのは大変です。
「皆忙しいのに、君は何考えてるの?」となります。
世界の人から見れば、「そんな職場、早く辞めなさい」です。
オーストラリアでは、法律により、1年間に4週間の有給休暇が
義務づけられています。
テレビのニュースで見ましたが、アメリカの場合、
年収1、400万円では、低所得の方です。
日本では、年収500万円以上あれば、
低所得とは言えないでしょう。
日本では所得の割に、土地・家、高速道路、ガソリン、新幹線、飛行機、
教育費用、税金が非常に高いです。
江戸時代のように、おカネは「お上」に吸い上げられます。
それでも、国民の貯金は、世界一です。不思議な国民ですね。