「1割」に入れ
父が僕に遺した言葉は、2つありますが、そのうちの1つが、
「1割」に入れ、です。
学校では成績で、会社では昇進で、同期の上位「1割」に入れと。
ゴルフ・クラブの会員になったら、ハンディキャップ(HCP)で、
クラブの上位「1割」に入れ、ということです。
父は、立派な会社経営者で、ゴルフ・クラブでは、
HCPが10〜11、上位「1割」に入っていると言っていました。
僕はというと、学業は平凡、会社の昇進レースでは、
「ビリ」に近かったと思います。
父が長生きしていたら、何と言ったか・・・。
事実、当時の妻と二人で2時間、父に説教されたことがあります。
さて、会社人生に見切りをつけた僕は、50歳で早期退職し、
自分らしい生き方を探します。
しかし、何をすべきか、見つかりません。
76歳になった、2020年4月現在、
この文章を書きながら、
ようやく自分が何をすべきか、
わかったようです。
これから「書くぞ」と思い始めています。
小学生のとき、成績はクラスでビリに近かったですが、
最近、6年生のときに書いた「作文帳」を発見しました。
それを読むと、自然体で書けていて、作文だけは、
クラスで上位「1割」に入っていたと思います。