maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

青、紅、白

青、紅、白、といっても、何のことかわかりませんね。

 ここでいう、「青」は右翼、です。戦前の「軍国主義」はその典型です。

 「紅」は、共産主義社会主義です。スターリン(1878〜1953)のソ連毛沢東(1893〜1976)の中国のような国です。国旗も真紅(しんく)です。

 「白」は中道です。「紅」でも「青」でもありません。

 私は、中道の「白」が好きです。

 

スウェーデンやスイスは、なんとなく理想的な国に見えます。政治的に中道で、自由主義、福祉充実、しかも、軍事同盟に参加しているから、簡単に敵国に攻められそうもない。

 たとえば、スエーデンは、ジェット戦闘機をはじめ、武器を国産し、VOLVOという優秀な乗用車やトラックも製造しています。

 スイスはご存知のように、「国民皆兵」で、誰もが軍事訓練を受け、武器をもち、いざとなれば戦う準備ができています。核戦争に備えた、核シェルターも完備しているようです。

スイスはまた、NATO北大西洋条約機構)という軍事同盟に参加しており、これには英・米・独・仏・伊をはじめ、欧州中心の30カ国が加盟し、ロシアを中心とする共産勢力に対抗しています。

 

戦後の日本は、戦前に対する反省から「紅」となりました。政治、労働、学術、教育、文化などの世界が紅くなりました。旧国鉄の時代には、毎日の通勤でストライキに悩まされました。学校では先生が子供たちに、いかに日本が悪い国であるか、教えました。

 学術界も「紅く」なり、それが現在の「日本学術会議」問題の原因です。

 政治でも、憲法により、自衛隊は戦えないので、今、¥共産党中国」に「尖閣諸島」をはじめ、「沖縄県」を占領される危機にあります。

 

 日本は、憲法を改正して、スウェーデンやスイスのような、自由主義で、福祉が充実、国際軍事同盟に参加し、強い防衛力をもち、攻められない、暮らしやすい国にするべきです。