maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

俳句

今年、2020年7月、学生時代の仲間と俳句の「メール句会」を始めました。

8人で詠んだ句の中から、人気のあったものを書きます。

 7月の句会より。

 紫陽花の滴の映す別天地

 祖母懐かしカラコロ音の扇風機

 夏帽子ふたつ重なり覗く亀

 コロナ禍で夢をくだかれ梅雨さむし

 向日葵や奮い立てよとすくと立つ

 梅雨空に晴れ間の如き新棋聖

 喜寿の手習い俳句に挑む文月かな

 鰻捌くを覗き込みたる異邦人

 

 8人のうち、3〜4人は経験者、あとは正真正銘の初心者です。

1人は、俳句歴10年以上で、いろいろな句会で活躍しており、

プレイング・マネージャーをしてもらっています。

 「季語」を見るために、「歳時記」を買いました。

 難しい漢字も出てくるので、思い切って、「電子辞書」を買いました。

広辞苑漢和辞典はじめ、たくさんの辞書が入っています。

 8月、9月、とやって、これから10月の投句です。

 「日本語」をはじめ、草木や花、季節など、日本文化について、

大いに勉強になるので、始めてよかったと思います。