maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

俳 句

あることがきっかけで、7月から俳句を始めました。

 

8人の仲間で句会をつくり、仲間の1人、K君がプレイング・コーチです。

 

K君はいくつかの句会に属し、全国紙の俳壇で入賞するなど、実力者です。

 

仲間とは、大学時代のゼミのメンバーで、6月に僕が企画し、ゼミの記念誌を発行したのが、きっかけです。記念誌への寄稿で、K君が俳句の達人であることがわかったので、彼をコーチとして「メール句会」をつくることにしたのです。

 

ときは、長梅雨とコロナでステイ・ホームだったので、丁度良かったです。

 

8人の中には、コーチの他に、すでに俳句の経験者が3人いるので、最初からややレベルの高いスタートとなりそうです。

 

7月の第1回メール句会に、各自3句を投句しました。方法は、コーチ宛てににメールするのです。まだコーチからの結果発表がないので、他の人の句はわかりません。

 

僕の句は:

 

蝉時雨遠い昔になりにけり

 子供の頃は、蝉の鳴き声がうるさかったのに、最近はめっきり少なくなりました。

 また、蝉の声を聞きながら、遠い昔を偲ぶ気持ちを詠みました。

 

夕凪が終われば夕餉友の実家(いえ)

 友の実家というのは、実は友人の奥さんの実家で、広島県の呉にあります。

 昔、友人が新婚の頃に、僕も友人に誘われ、呉にいきました。そのとき、有名な

 瀬戸内の「夕凪」が暑く、ようやく涼しくなってから、夕食が始まりました。

 義母さんがその場で串を揚げ、とても種類が多く、大変美味しかったです。

 

梅雨空に晴れ間のごとき新棋聖

 7月一杯、うっとうしい梅雨でしたが、17歳の藤井聡太君が「棋聖」戦で優勝

 しました。コロナで世の中が暗いなか、明るいニュースで世間を沸かせました。

 今日は「王位」戦の第3局を闘っています。2冠なるか?

 

8月から、「秋」の句会が始まります。