maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

狂人を止めろ

残暑お見舞い申し上げます。

ハワイにも、しばらく行けそうにありません。

f:id:maboroshispeech:20200824103422j:plain

カピオラニ公園、ホノルル、ハワイ。2018.6.14


 

世界の悲劇は、狂人たちが引き起こしました。

 近世で有名なのは、ナチス・ドイツヒトラーでしょう。彼の企みは、ヨーロッパ全土を支配し、ユダヤ民族を抹殺することでした。

 そして、太平洋戦争をして、日本を破滅させた、旧日本陸軍の一部の狂人たちです。

アメリカに勝てないことはわかっていました。海軍は、「1年半ならば負けない」と言いました。

 誰かが、陸軍の狂人を命がけで排除してしまえば、300万人もの日本人や数十万人の外国兵が死ななくて済みました。

 「特攻隊」を考えた狂人を誰かが排除すれば、たくさんの若い命が「無駄に」されないで済みました。もう戦争に負けることは、わかっていたのですから。

 今日も、太平洋戦争の記録をテレビで見ましたが、闘わずして、和歌山沖で、アメリカ軍の潜水艦に沈められた、世界最大の航空母艦信濃」の生き残りの老人が、人の命を無駄にする戦争だけはやめて欲しい、と言っていました。

 もし、中共が、石垣島に近い尖閣諸島を占領にきたら、日本は反撃し、戦争になっても仕方がないと思います。領土を敵国に取られるわけにはいきません。

 しかし、絶対に人の命を「無駄」にしてはいけません。それは愚かで残酷なことです。

アメリカの南北戦争で、亡くなった50万人の命は、無駄ではありませんでした。

しかし、ベトナム戦争で亡くなった多数のアメリカ兵の命は無駄でした。

 現在の狂人は、中共の親玉、習近平主席と、韓国の親玉、文在寅大統領、そして北朝鮮の親玉、金正恩委員長でしょう。

 いずれも自分の個人的な利益のために、国を私物化し、国民を犠牲にしています。

 いずれも、共産主義者で独裁者です。

 どれも、もう長くはありません。

もう少しの我慢です。

 

 

 

文在寅がピンチ

韓国の文在寅大統領がピンチです。

 

韓国の景気が悪い。失業率、とくに若者の失業率が2桁です。

 

またソウル市内の住宅価格が暴騰して、一般の市民にはとても買えません。

 

文在寅は、共産主義者、独裁者で、典型的な経済オンチです。

 

企業が儲かっていないのに、この2年間で、最低賃金を2桁も上げました。

それで倒産が増え、ますます景気が悪くなっています。

 

「愛する」北朝鮮に韓国を「売る」ことばかりに熱心で、韓国民のことを考えていない。

 

これでは、国民が怒ります。5万人の市民がソウルで、文在寅反対のデモをしています。

文在寅大統領の支持率は30%代に落ちました。

 

アメリカも、人権問題で、ついに怒りだしました。

 

文在寅が、北朝鮮から亡命してきた2人の男を、その場で北朝鮮に強制送還し、さらに、北朝鮮の人権改善を求める、韓国にあるすべての団体を弾圧しているからです。

 

アメリカの歴代の政府関係者で、北朝鮮の人権改善に取り組んできた、親韓派の人たちが、13名連署で、文在寅大統領に抗議の書簡を送りました。

 

文在寅に対し、「お前のやり方はおかしい」、韓国の歴代の政権と違い、北朝鮮の人権弾圧に迎合しており、けしからん、という抗議文です。

 

アメリカの要人たちに睨まれた文在寅は、ものすごいピンチです。

 

アメリカがその気になれば、韓国の大統領など、すぐ吹き飛びます。

 

韓国の銀行は、もし日本の銀行が「保証」を止めれば、すぐ破産します。日本円は国際通貨ですが、韓国通貨のウォンなど、国際的には、「紙きれ」だからです。

 

韓国は、日本に嫌がらせの限りをつくしていますが、吹けば飛ぶような、薄っぺらい国なのです。まあ、その時が来るまで、我慢しましょう。

習近平の破綻

今、「習近平」(シューキンペイ)がピンチです。表舞台から消えようとしています。

 

習近平は、中国共産党の親玉であり、中国の主席です。終身のナンバー1の筈でした。

 

習近平は、共産主義者、独裁者、非民主主義者、非人権主義者、です。

 

従って、政治生命が危ういのは、当然と言えます。

共産主義者、独裁者が長続きしたことはありません。

 

今、世界から、「お前、おかしいぞ」と言われています。

臓器売買、ウィグル人の奴隷化、人権主義者の投獄、香港の共産化、南シナ海の独占、台湾へのいじめ、など、やりたい放題の悪事をしています。

 

習近平の野望は、毛沢東のような、中国の英雄になり、さらに世界の英雄になることです。

 

一方、中国の国民は、ほったらかしです。14億人の人口のうち、6億人が、年収15万円しかなく、アパートの部屋も借りられない、と先日、中国の首相が言いました。中国のナンバー2である、李克強首相が、国民の前で、そう言ったのです。

 

そして彼は、アメリカをはじめ、世界各国を怒らせてしまいました。

カネで、オーストラリア、アメリカ、そして世界を買おうとしたからです。

 

アメリカのハリウッド映画界も、バスケットボールも、ハーバード大学も、中国に買われました。

 

トランプ大統領が怒り、アメリカの議会が怒りました。議会が怒ると、「法律」で中国を叩きのめします。中共を「違法国家」と断定しました。いつでも開戦できます。

 

今、アメリカは、中国を経済的、政治的に切り離し、「孤立」させようとしています。簡単に言えば、スマホを作ることができなくなり、中共の幹部たちは、もはや「VISAカード」が使えません。アメリカにも入れません。アメリカやスイスの銀行に預けたカネは、家族とともに、中国に戻すしかありません。

 

もう、アメリカに逃げることも、永住することもできません。自業自得です。

「人」

3人のすごい「人」の話です。

 三菱商事に入社したとき、藤野忠次郎という人が社長でした。歴代社長の中でも、格別に偉い社長で、時代を先取りし、会社を大改革しました。入社式で遠くから見ただけでしたが、ほっそりした、静かな人で、商社マンには見えず、「学者」という感じでした。

 新入社員の僕が、伝票を書いていたとき、何か、上の方の階から、「霊気」が両肩に下りてくるように感じました。「社長に違いない」と直感しました。それほどすごい人物だったと思います。

 会社の業績は伸び、当時日本一であった三井物産に肉薄するようになりました。

 7年経ち、1974年、僕はメルボルン支店にいました。そのときのS支店長はすごい人物でした。ほっそりして、お公家さんのような瓜ざね顔、「麻呂は・・・」なんて言ったら似合いそうな方でした。ところが大違い。日本海軍、特攻人間魚雷「回天」の生き残りという、筋金入りの強者でした。

 このS支店長は、しばらくして、日本に帰られましたが、月に1回は、合弁会社の役員会に出席するため、メルボルン支店に顔を出されました。部屋に入られた瞬間、僕たち日本人駐在員だけでなく、オーストラリアの現地社員も、全員がはじかれたように立ち上がり、ご挨拶しました。こんなに慕われ、尊敬される方は、めったにいないと思います。その後、副社長にまでなられました。

 そんな「お偉方」でなくても、すごい人物がいました。あるとき、ハワイに向かう機内のことです。離陸直前で、CA(客室乗務員)たちは、忙しく動き回っていました。カミサンが、ビデオ映画を見ようとするのですが、どうしてもリモコンの使い方が分かりません。通りかかったCAに聞いても、忙しいので、怖い顔で、説明もろくにしないまま行ってしまいました。怒ったカミサンが、別のCAに声をかけて文句を言うと、若い人でしたが、素晴らしい笑顔で、まず謝り、丁寧にリモコンの操作をして見せてくれました。家内は大喜びで、気持ち良くハワイに行きました。ちなみにANAでした。息子の嫁にしたいです。

 世の中、すべて、最後は「人」だと思います。会社の社長、スーパーの店長、スポーツの監督、学校のコーラス部の先生、変わると、良くなったり、悪くなったりします。すぐ分かります。もっとも、あと何十年かたったら、「ロボット」がすべてやっているかもしれませんが。

 

f:id:maboroshispeech:20200820080014j:plain

「富士・西湖・野鳥の森公園・住宅展示場」

 

日本分割

戦争に負けた日本は、戦勝国に「食いちぎられる」寸前でした。そうなれば、今の朝鮮半島より、もっと悲惨なことになったでしょう。

  

米国・英国・中国・ソ連の4カ国による「日本分割」統治案が決まっていました。

  [ソ連]=[北海道]・[東北]

  [米国]=[関東]・[中部]・[関西]・[沖縄]

  [中国]=[四国]

  [英国]=[中国地方]・[九州]

  [米]・[英]・[中]・[ソ]=[東京を4分割]

  [米]・[中]=[大阪を2分割]            (ネット情報)

 

国土が5分割され、「北日本」が「共産圏」、「中・南日本」が「自由圏」、こんな日本を想像してみてください。

 

1951年のサンフランシスコ講和会議では、アメリカが日本の独立を認めようとするのに対し、ソ連は日本の主権を制限しようとしました。

 

日本は、5つの国に分割されるかもしれない、敗者の哀れな姿でした。

 

そのなかで、スリランカ代表が、日本を擁護する感動的な演説を行い、これが、日本の運命を大きく変えたと言われています。

 

 スリランカ代表、J.R.ジャヤワルダナ蔵相の演説の一部です。

 

「何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのでしょうか。それは我々の日本との永年に亘るかかわりあいの故であり、又アジア諸国民が日本に対して抱いていた、高い尊敬の故であり、日本がアジア諸国民のなかで、ただ一人強く自由であった時、我々は日本を保護者として又友人として仰いでいた時に、抱いていた日本に対する高い尊敬の為でもあります。」(ネット情報)

 

 日本を「殺」してはいけない、日本はアジアの諸国民が尊敬してきた立派な国である、日本に「自由」を与えよ、と訴えてくれた彼は、日本の大恩人です。

 

 ときの吉田茂首相は、この演説に感泣し、その後、日本とスリランカは特別に親しい関係となります。ジャヤワルダナ氏はその後、スリランカ大統領になりました。    

中共が「困った」

アメリカが怒りました。

 

鄧小平国家主席(1904〜1997)の「改革開放」路線で、城門を開いた中共が、

自由世界とうまく交流していくだろうとアメリカは期待しました。

 

ところが、今や、世界第2位の経済大国になった中共は、人口「14億人」という巨大な市場を武器に、世界を共産主義で支配しようとする、極めて危険な存在になりました。

 

そしてアメリカが、中国の「カネ」に「土下座」しました。

 

ハリウッドの映画界も、プロ・バスケット・リーグも、ハーバード大学も、

中国様の「市場」と「カネ」なしには、やっていけなくなり、「土下座」しました。

 

「14億人」という巨大な市場と、共産党マネーが欲しくて、中国様に土下座したのです。

 

習近平中共の親玉)は、オバマ米大統領との約束を破り、いつの間にか、南シナ海珊瑚礁の島々を埋め立て、コンコリートで固め、滑走路をもった軍事基地にしました。

 

フィリピン、インドネシアベトナムなどに囲まれた南シナ海は、中国様の領海であると宣言しました。国際裁判所の判決は、これを否定しましたが、その判決を無視しています。

 

アメリカは、大統領と議会がついに、中共を「違法国家」と断定しました。

これで、いつでも「正義」の戦争を始める「大義名分」ができたのです。中共は、

アメリカにとり、太平洋戦争前夜の日本より、数段危険な存在になりました。

 

中共が、日本の領海・領土である「尖閣諸島」に侵入すれば、同盟国であるアメリカは

軍事行動をとる、という趣旨を、ポンペオ米国務長官が明言しました。

 

今後、すべての中共関係者は、アメリカという国から法律で「締め出し」です。

 

「カネ」がすべての中共幹部にとり、これは困ったことになりました。

 

身の危険を感じたら、安全なアメリカで、安心して豊かな余生を家族と送ろうと思っていたのに、これができなくなります。

 

解決策は、習近平を替えて、アメリカに謝るしかないでしょう。

いやな国だねっ!

韓国が、昨日から今日にかけて、つまり2020年8月15日〜16日、また日本に嫌がらせをしています。

 長崎沖、日本の排他的経済水域EEZ」で、日本の海上保安庁の調査船に対し、韓国の「海洋警察庁」の巡視船が、調査を中止するように、要求しています。

 こちらが、自分の庭で、芝刈りをしていたら、隣人が、「芝刈りを中止せよ」と言ってきたようなものです。

 どう思いますか?ケンカを売ってきていると思いませんか?

 これでまた、韓国とは何ヶ月も、何年も不毛のやり取りをするのでしょうか?

 実に厄介な隣人です。

 

最近では、1997年のアジア通貨危機のとき、そして、2008年のリーマン・ショックのとき、韓国は破産しました。それを、多額の資金を出して助けたのは、日本です。

 しかし韓国は、過去に韓国をいじめた日本だから、助けるのは当然である、という態度です。

 いやなのは、韓国の国民ではなく、「国」です。まさに、「たかり国家」です。

 過去、日本に50年間支配されていた「被害者」として、永遠に日本に賠償を要求すると言っています。1度食いついたら離れない、「たかり屋」です。

 

台湾と大違いです。日本は、韓国と台湾に同じことをし、台湾は親日、韓国は反日です。

 もう、韓国には、何回も謝罪したし、多額のお金を払ってきました。そのお金には、戦争中に苦しんだ人々へ渡すべき多額の「慰謝料」が含まれていました。しかし、その金で韓国政府は、道路をつくり、発電所、鉄道、橋、製鉄所、などを作りました。そして、経済的に発展しました。また、慰安婦を支援する筈の団体が、寄付金のほとんどを「横領」しました。

 アメリカをはじめとする世界の主要国は、最近ようやく、「韓国は信用できない」とわかりました。日本から韓国に輸出した戦略物資が、中国やイランに横流しされていました。

 

中国と北朝鮮と、アメリカに逆らえない、かわいそうな、厄介な「隣国」です。