韓国が北朝鮮になる（２）

韓国は、欧米・日本などの民主主義国家で構成する、「自由主義陣営」に属しています。韓国には、米軍の大きな基地と、国連軍の司令部があり、韓国を北朝鮮から守っています。

韓国政府は、「マゾヒスト」か、と思うことがよくあります。北朝鮮からどんなに傷つけられても、我慢します。最近では、韓国が２，３年前に、６２億円をかけて、リフォームした南北連絡事務所の大きな５階建てくらいのビルが、北により爆破されました。北朝鮮から逃げてきた人々が、宣伝ビラを風船で北に流したのがけしからん、という理由です。

ところが韓国の文大統領は、何の反撃も、損害賠償請求もせず、北朝鮮に「嫁入り」しようとしています。

韓国政府は、北朝鮮に天文学的な、巨額のお金を入れて、北朝鮮の鉄道が時速１００ｋｍで走り、人民が１日３食、米を食べられるようにしてあげるのです。そのためには、北朝鮮のすべての道路、鉄道、橋、上下水道、発電所、送電線、工場、研究所、学校、病院、住宅、農地、耕運機、肥料、を新しくしなければなりません。そして、代わりに、韓国政府は民主主義と、国民の自由・人権だけではなく、「国」そのものを捨てようとしています。僕には、理解不能です。

アメリカのトランプ大統領は、文大統領の顔も見たくないと言っているようですが、僕もまったく同感です。

朝鮮半島が北朝鮮に占領されると、日本やアメリカとしては非常にやりにくくなります。韓国という国はなくなり、北朝鮮と同盟国の中国ｖｓアメリカ・日本、という敵対関係になります。アメリカと軍事同盟を結ぶ、「経済大国」韓国が消えます。

中国と北朝鮮の多数の水爆を積んだミサイルが日本を狙います。おそらく、北は島根県の「竹島」に軍事基地をすぐ造るでしょう。

今日、２０２０年７月２０日、韓国の有力紙「朝鮮日報」によれば、韓国に２１ある、北朝鮮に人権を求める団体が、韓国政府から「弾圧」を受けていると、国連とＥＵに訴えました。

韓国政府は、北朝鮮に嫁入りするために、北朝鮮を批判する団体の資格を取り消したり、宣伝用のビラを風船で北朝鮮に流すことを禁じたり、弾圧しています。

韓国の土台は、自由・人権・民主主義・反共産主義、のはずですが、文大統領は、これをすべて捨てようとしています。こんなことを、やらせて良いのでしょうか。韓国民の「良識」は、どこにいったのでしょうか。アメリカは１４万人の若者の命を犠牲にして韓国を守ったのです。無駄だったのですか？

韓国がいつ北朝鮮になるのか、非常に心配です。

そこで、解決法は、ただ１つ。アメリカが、文政権を倒し、韓国という民主主義国家を、もう１度、つくることです。これしかありません。

１９５０年、アメリカは、１４万人の青年の命を犠牲にして、北朝鮮・中国軍と戦い、民主主義の韓国を守りました。韓国軍も、弱かったですが、北朝鮮軍と戦いました。その韓国が、「敵」である北朝鮮に、巨額の持参金つきで、嫁入りしようとしています。アメリカがそれを認めるわけがないでしょう。

あの、文在寅には、そんなこともわからないのです。