maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

ヨーロッパ vs 中共

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桂離宮


ヨーロッパが中国に対し、怒りました。

 2020年9月1日に、台湾を訪問中のチェコ上院議長が、台湾の議会で演説をしました。

 その演説は、チェコは台湾と友好関係を続けたい、しかし、それを邪魔する国がある、という痛烈な中共批判でした。

 チェコの議長は演説の中で、「法」というものは、民主主義と自由を守るべきものであり、それを制限すべきものではない、と言いました。明らかに、香港人の自由と民主を取り上げた中共の「国家安全法」を批判しています。

 そして最後に議長は、私は「台湾市民」であると述べ、台湾の全議員のスタンディング・

オベイションによる拍手を受けました。これは、1963年に、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領が米ソ冷戦下のベルリンにおける演説で、私は「ベルリン市民」であると言ったことを想起させるものです。

 これに対し、ヨーロッパを歴訪中であった、中共王毅外相は、チェコは重い代償を支払うことになると恫喝しました。

 これに対し、イタリア、フランス、オランダ、ドイツ、スロバキアなどの外相は、中共の恫喝は受け入れられない、と一斉に反発を表明しました。

 ヨーロッパ諸国は、「人権」に対して非常に敏感です。

ヨーロッパには、ナチスソ連から人権侵害された、苦い歴史があります。

自由、民主、人権だけは、絶対に譲れません。

 ここ数年、ヨーロッパ諸国は、中共からの経済的な利益を享受してきました。

 しかし今、それが中国共産党による大きな「罠」であったことに気づいたのです。

 利に聡い中国人ですから、「世界」を敵に回すことはしないでしょう。中共の終身リーダーとなり、世界制覇を急いだ習近平は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを敵に回すことになりました。中共の指導者たちは、それを許しません。あとは、習近平が失脚するだけです。

 中共の片棒をかつぐ、韓国の共産主義者文在寅大統領も、同じ運命です。