トム・ハンクス
先日、トム・ハンクス夫妻が、オーストラリアでコロナ・ウィルスに感染しましたが、2週間の治療により回復し、無事帰国しました。(2020年4月)
今、僕が一番好きな洋画の俳優は、トム・ハンクスです。
これまでに観た彼の映画:
- 「ハドソン川の奇跡」 (2016)
- 「ブリッジ・オブ・スパイ」 (2015)
- 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」 (2007)
- 「ダヴィンチ・コード」 (2006)
- 「ターミナル」 (2004)
- 「グリーン・マイル」 (1999)
- 「プライベート・ライアン」 (1998)
- 「フォレスト・ガンプ」 (1994)
この中で、一番くり返しDVDで観たのは、「ターミナル」です。
主人公は、「クラコウジア」という東欧の国から来た、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)。舞台はニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港のトランジット・ロビーです。そして、ストーリーの90パーセント以上は、このロビーが舞台です。
ビクターは入国審査で拒否されます。飛行機に乗っている間に、母国「クラコウジア」が、クーデターで「消滅」したからです。クラコウジアのパスポートは無効となり、ビクターは、国籍を失います。したがい、「帰国」もできなくなりました。
進退窮したビクターは、広いロビーの片隅に椅子を並べてベッドとし、「生活」を始めます。数ヶ月後、ようやく、新しい母国が誕生し、ビクターはニューヨークの街に出ます。そして、その足で亡き父の「ある」遺志を完遂します。それが、彼の訪米の目的でした。目的を果たしたビクターは、空港に戻ります。
空港で働く移民たちとの間に深まる友情が、暖かく描かれています。