maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

イチローに続け(3)

イチローがついに、プロ野球を引退しました。46歳です。短い髪に白いものが目立ちます。

引退したイチローは生涯、米・大リーグから年金をもらえます。ネット情報によれば、毎年2,300万円もらえるそうです。その上、契約金を分割払いにしてあるので、毎年合計1億円くらいの年金収入があるとか、聞いたように思いますが、正しいかどうか、わかりません。

プロ野球人として、「修験者」のような毎日を送ったイチローですが、引退後の生活設計も見事です。 誰でも、年金は老後の大きな助けになります。 

しかし、コロナ・ショックで、突如、多くの現役の人たちが、収入源を失い、今日をどうやって生きるか、という境遇になりました。小規模自営業の人、アルバイト・パート・派遣の人たちが、収入がなくなり、犠牲になっています。

考えるのですが、元気な人は、思い切って地方に行ったらどうでしょう。地方の農村では、人口が減り、過疎化している限界集落がたくさんあります。そこへ行き、農家の手伝いから始めるのです。農村は若い人不足です。

都会に残れば、ホームレスになりかねませんが、農村なら、泊まるところと、米・野菜はある筈です。都会からの移住者を募集している村もあります。

問題は仕事ですが、初めは農家の手伝いをし、農業を覚えたら、田畑を借りて、自分で生産するのです。後継者を求めている農家も多いです。 

それから、農家は、朝と夕に田畑で働き、日中はあまりやることがないかもしれません。もしそうなら、「オンライン」で「テレワーク」ができるのではないですか。日本では、従来から兼業農家が多いようです。

都会で、みじめな生活をするよりは、地方に行った方が良いと断然思うのですが、どうでしょうか。

そうすると、人がいなくて放置してあるたくさんの田畑が復活し、農村は過疎化から復活に転じ、日本の食糧自給率も上がります。僕には、良いことずくめのように思われます。