maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

テレ・ミーティング

「コロナ」のお陰で、初めて「テレ・ミーティング」を経験しました。

 

実は僕たち、混声コーラス・グループは、昨年(2020年)4月25日に、鎌倉芸術館、600席のホールで、発表会をする予定でした。

    ところが、本番まであと一歩という2月、コロナ騒ぎとなり、すべてがオジャンになりました。

    最近、グループの今後を相談するため、10人ほどで幹部会をしようとしましたが、貸部屋はどこも閉店でした。

それではと、1人の会員の家に集まることにしたのですが、コロナの急拡散に伴う、集会の「自粛」で、これもできなくなりました。

    メンバーの1人が、あるアプリを使って、テレ・ミーティングをする提案をしたので、そのアプリを皆がダウンロードし、代表の僕が招集する形になりました。

    皆、自宅でパソコンの前に座り、初めてのテレ・ミーティングが始まりました。9人が参加、画面が9等分され、皆が映っています。それぞれの表情が、面白いです。声も良く聞こえます。

    ここで、「テレ・コーラス」をしようかという提案もありましたが、画面と音声が

「コマ送り」的で、不連続な感じがあり、無理だということになりました。

     久し振りに仲間と「会えた」こと、おしゃべりができたこと、病み上がりの人の

元気な顔が見られたこと、などが収穫でした。

    「コロナ」騒ぎが終わったら、世の中は確実に変わっていると思います。そして、かなりの部分が、もとに戻らないように思います。

    テレ・ワークが普及し、ハンコ文化が時代遅れになります。先生と生徒が、ネットでつながります。医療分野に、AI(人工知能)と介助ロボットが普及します。

    マスクや防護服は、国内生産もします。ひいては、食糧も、国内生産を増やしておかないと危険です。休耕田は全部「稼働」させ、小麦も国産が必要です。

    早く、「脱石油」、「脱石炭」すべきです。

    日本の安全保障の現状は、「脆弱」で「危険」です。外国に依存し過ぎです。