maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

アメリカの「闇」

ここ数日、大統領選挙を目前にして、アメリカの「闇」がクロースアップされています。

 日本もそうですが、アメリカには大きな「闇」がいくつもあります。

 最大の闇は、「マフィア」でしょう。マフィアは、「麻薬」や「売春」、「賭博」を中心に、不正なビジネスにより、巨額の資金を稼いでいます。「カジノ」その他のビジネスに深く関わっています。「カネ」と「暴力」により、社会の一部を支配しています。

 「人種差別」を支持する過激派団体の「闇」、それに、反対する団体の「闇」、両方あります。いずれも、過激な暴力団体であり、通常は、社会から隠れています。それらの団体の活動資金は、「誰か」が払っています。だから当然、何かの「ビジネス」か「団体」がスポンサーになっており、マフィアとつながっている場合もあるでしょう。

 それから、「諜報」の「闇」があります。国家によるスパイが活躍する世界です。

 たとえば中国共産党は、今回のアメリカ大統領選挙で、民主党の候補である、バイデンをカネで買収した可能性があり、今、対立候補である共和党のトランプ陣営がその問題で攻撃しています。

 バイデンは2016年まで副大統領でしたが、彼が中国を訪問した直後、中国にいる30人の「アメリカ側スパイ」が一斉に中国共産党中共)に逮捕され、処罰・処刑されるという事件がありました。中共に買収されたバイデンが、アメリカ側スパイの名簿を、中共に渡したのではないか、という疑惑がでています。

 日本でも最近、3人の自衛隊幹部・元幹部が、中共のスパイとして逮捕されました。

 「闇」社会に共通するのは、「カネ」と「暴力」です。それで、人を「脅し」「支配」します。

 アメリカでも日本でも、本気で、「正義」の政治・社会活動をする者は、闇社会により「消される」危険があります。

 ロシア政府は、「邪魔」な、政治家やビジネスマンを「毒殺」や「事故死」で消します。

 1962年、ジョン・F・ケネディ、第35代アメリカ大統領が、テキサス州のダラスで、パレード中に暗殺された事件は有名です。ケネディが邪魔になった「闇」勢力により消されたのです。