maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

近場に移住

テレビのワイドショーで、最近、100km圏内の「近場の田舎」に移住する人が増えている、と放送しています。

東京から1ヶ月に4千5百人が流出している。東京の人口が減っている!

 やはり、千葉、神奈川、埼玉が人気です。

 リモート・ワークが増え、東京の勤務先には週に1〜2回行けばよく、それなら、家賃が安く、環境の良い「近場の田舎」に住むほうが良い、という人が増えているわけです。

 都内では、窓を開けたらとなりの家の洗濯物が目の前、音楽はヘッドホンをつけ、子育てが大変、それに対し、地方はすべて「逆」です。

 大学もリモート授業が中心なので、建築学科の学生は、埼玉県・小川町に移住、町の応援で、空き家に無料で住んでいます。さすが建築学科の学生です、今友人と、この家を「改修中」だそうです。

 千葉県の木更津(君津)に移住した3人家族は、東京の杉並区から引っ越しました。ご主人はリモート・ワーク、週に2回、始発電車に座って東京に通勤です。特急で1時間、高速バスで、都心、羽田、に行けます。

 栃木県の那須も人気で、私の知人は10年も前に那須に移住、新幹線で通勤しています。

 私も6年前から、山中湖近くのO村に住んでいますが、大変気に入っています。

東京から90km、クルマや高速バスで90分です。

 一番感じるのは、広々した大自然の中に住み、目の前は富士山、どこに行っても、広い駐車場が無料です。有料駐車場というのはありません。

 生活水準は首都圏と変わりません。ないのは、デパート、ブランド店、東京ドーム、映画館、「歌舞伎町」くらいのものです。首都圏と同じ、あらゆる店があります。水道は、富士山の「名水」です。

 通勤・通学もクルマで10〜30分です。

 世界有数の産業ロボット・メーカーの本社・工場が、森の中にあります。

最近、うちの村は、建築ブームです。移住者が増えているのでしょう。