maboroshispeechのブログ

スピーチ形式のエッセイ

台湾と韓国

台湾と韓国は、あまりに対照的です。

 今年、2020年7月に、台湾の李登輝(りとうき)、元総統が97歳で永眠され、その葬儀が9月19日に、台湾で行われました。日本からは、森喜朗元総理が参列しました。

 台湾は、正式には、「中華民国」で、大陸の「中華人民共和国」(中共)とは違います。しかし、国連は、「中共」を唯一の「中国」として承認し、世界各国もそれに従っています。

 李登輝は1996年に、初めて、直接選挙による「台湾総統」になり、台湾の民主化に力を尽くしました。「公」が第1,「私」はその次でした。

 李登輝は、自分は日本人である、というくらい、日本を尊敬していました。1895年〜1945年の、50年間の日本統治時代を「台湾の近代化の時代」として高く評価し、日本に感謝していました。

 現在は蔡英文総統ですが、政府、民間とも、日本と非常にうまくいっています。

 それに較べ、韓国は正反対です。日本はもはや、相手にしていません。

 韓国は、1910年〜1945年の35年間の日本統治時代を「搾取の時代」とし、日本をナチスのような「戦犯国」として、永久に謝罪と賠償を求める姿勢です。「反日」が正義で、日本に理解を示した者は「親日」で「悪」とされ、「村八分」にされます。

 それどころか、日本統治時代に日本に協力した者の墓を、国立墓地で掘り起こし、遺骨を他所に運びだし、土地などの財産も、国が没収しています。

 日本は、台湾と韓国で同じように統治し、「近代化」をしました。たとえば、韓国では今も、「授業」「教科書」など、日本語が使われています。当時、韓国には教育制度がなく、日本が学校をつくったからです。

 それから、韓国の大統領は、あまりに「私利私欲」にはしります。「公」は二の次です。したがい、歴代の大統領の余生は悲惨なものです。全員、投獄か、自殺か暗殺です。

 韓国は「慰安婦像」を世界中に建てています。そして、嫌われています。

 世界でも、台湾の評価は上がり続け、韓国は信用を失いつつあります。

韓国は今、北朝鮮の「支配下」に入りつつあります。文在寅大統領が「統一」を望んでいます。

統一すると、リーダーは北朝鮮金正恩で、共産主義、独裁主義、恐怖政治、核ミサイルを持ち、カネと技術、企業はすべて韓国から奪取、文在寅大統領は処刑か追放、ということになります。