ワイキキ銀座
ワイキキが銀座みたいになっています。
ハワイに通いはじめて２０年になりますが、次々に「旧き良き店」が姿を消し、
あとにできるのは「高級店」ばかりで、つまらなくなりました。
ワイキキの中心部に、「インターナショナル・マーケット・プレイス」(IMP)という、昔ながらの憩いの場所がありました。公園のようになっていて、樹木がたくさん生えており、木陰に並んだ、たくさんの小さな店で、お土産を売っていました。１つ数ドルのイヤリングや、Tシャツ、雑貨など、日本人や、白人の観光客に人気でした。
そのIMPの中心部には、フード・コートがあり、韓国、ベトナム、タイ、中華などの店が並んでいました。「タイ・カレー」を食べながら、小屋がけのステージで踊るフラ・ショウを見るのが楽しみでした。
しかし、数年前に、IMPは取り壊され、高級店の並ぶ、ショッピング・モールに変身してしまいました。もう行く気になりません。
食べ物といえば、ワイキキ近辺では和食が人気です。「アラモアナ・センター」には、新しく、和食専門の大きなフード・コートが２カ所もでき、寿司、ラーメンをはじめ、たくさんの店が並んでいます。１５ドル（1,600円）くらいで食べられます。
僕たちは、行くと１ヶ月いるので、食費を安くあげるのに懸命です。一番安いのは、「ウォールマート」という大きなスーパーの「低価コーナー」で売っている、煮豆の缶詰です。１つ２ドル(220円)前後で、美味しいです。
「鮭弁当」を買うこともありますが、この頃高くなって、最低でも１０ドル(1,,100円)します。お気に入りのキッチン・カーで買う「ガーリック・シュリンプ・プレート」は１２ドル（1,300円）ですが、絶品です。
宿泊代もどんどん高くなるし、ワイキキは住みにくくなりました。
了
II-1-(17)
